多汗症って何?

多汗症という言葉を最近よく聞きますし、語尾に「症」という字が付くだけで、
とても難解な症状のように聞こえますが、多汗症の定義は至って単純なのです。

汗をかく量が人より多い、これが多汗症のシンプルな定義です。
人は誰でも汗をかきます、これはあたりまえのことですよね。


待ち合わせ場所に遅れそうで走ることもあるでしょう、友人とキムチ鍋を食したり、
炎天下の中を外出したり、映画を観て感動したときなど、私たち人間は、意外と多くの場面で
汗をかいており、それは体温調節の役割を担う重要な生理機能のひとつでもあります。


一般的に言ってこの分類は難しいのです。
それは、はたして、どのくらいの汗の量で多汗症と呼べるのか、ということです。

多汗症の場合、気温変化や運動などとは関連無く汗をかくことが多いといわれていますので、
心当たりのある人は、少し振り返って観察して見ると良いでしょう。


日常の生活と密接に関係しているのが、汗をかくということですから、
いろいろな悩みや問題を抱えている人が多いのも、また事実なのです。


多汗症はシンプル・単純だと先に言いましたが、症状で悩んでいる人にとって、
非常に複雑なものでもあり、その原因についても多岐にわたる場合が多いのが特徴といえるのです。

さて、多汗症の原因にはどのようなことが考えられるのでしょうか、
これをこれから調べて見ましょうね。


大きく分けるとふたつに分類でき、まず、そのひとつめの原因は、多汗症の裏に大きな病気が
隠れているケースで、代謝機能や自律神経などが障害される病気が潜んでいる場合には、

汗をかきやすくなり多汗症のような症状を引き起こしますし、
この場合、全身性の発汗が見られることが特徴となります。


また、内服している薬の副作用が原因で、多汗症の症状が現れることもあり、
そのケースにおいては汗をかくこと以外に、体調の変化、違和感があるとき、迷わず病院へ行き、
一度は医師の診察を受け、その原因を知ることが重要なのです。

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